AKB総選挙を統計する
けんぽう氏のhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1735295842&owner_id=7488と、
あーる氏(お抱え学者である私のフィクサー)の煽り?に触発された。
対象はどうあれ、選挙は選挙。私も何かやってみたい。
普段の選挙ならば、やはりドクターその他の泡沫候補に注目してしまう。
残念なことにこの総選挙、41位以下の得票が公表されない。
とはいえ、総得票数116万票で、
http://www.sanspo.com/geino/data/akbsenkyo.html
から求めた「40位以上得票数」が108万票 (93%)。上位2人の得票数 (26.2万)>21位以下全員の得票数(23.8万)という数字を考えると、下位の候補者の得票はかなり少ないことが予想される。
散布図を書いてみると、対数関数っぽく見えてきた。
ならばと、統計ソフト上で対数関数をあててみる。予想以上に綺麗にフィットした。
左が全候補者(ここでも、トップ2の得票数のすごさが分かる)、右が21以下のみでのフィット。両方の関数をいじくって、下位の得票数を推計してみる。
50位 1463票~3241票
75位 188票~932票
100位 24票~268票
125位 3票~77票
150位 0.4票~22票
なかなかシビアな世界。
ついでに、得票数の推計最高値の、トップ(前田敦子14万票)に対する割合を出して、前々回の都知事選の下位候補の石原知事に対する得票割合と比較してみた。
(ドクター中松 3.06%)
(桜金造 2.47%)
50位 2.32%
(内川久美子 0.77%)
75位 0.67%
(外山恒一 0.54%)
100位 0.19%
(しろめがね 0.13%)
125位 0.06%
(鞠子公一郎 0.05%)
150位 0.02%
制限選挙とはいえ、実に厳しい競争。
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