ベクレルとシーベルトとグレイとレントゲン
換算式や意味の違いは、別段私が書くまでもない。
事故から5ヶ月あまり、人名とだけ認知していて、「何をしたヒト」視点が抜けていた。
「名前だけ知っていて何をしたか分からない偉人」としては、良寛さまや二宮尊徳、新渡戸稲造(そのうち有名ですらなくなりそう)があげられるが、このままではいけない。超有名なレントゲン以外の三人を、復習してみた。
「ベクレル」の画像が、妙に可愛い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB
それはともかく、
ベクレル(アンリ=ベクレル):ウラン化合物から放射線が出ることを発見
シーベルト(ロルフ=シーベルト):スウェーデン国立放射線防護研究所の初代所長
グレイ(ハロルド=グレイ):英国の内科医&物理学者、放射線の医療への利用と人体への影響を研究
だそうだ。偉ければ偉いほど、ポピュラーな単位か、周期表の後の方の元素に使われて名が残る。
極東の山猿はそのまま流してしまうが、先進国の人にとっては「1メガ利根川」とか「1キロ小柴」「1テラ湯川」のような感覚で認知されるのだろうか。何となく妙ではある。
どうせならいつの日か、「スタンガッシンガー」とか「ファン・ニステルローイ」とか「ベススメルトヌイフ」とか「バンバークレオ」とか「アホネン」のような珍名さんに偉大な業績を残して頂いて、後世の研究者を大いに悩ませていただきたい。
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