インフォメーション (社)医療経済評価総合研究所 Health Outcome Research Institute HORI 医療経済 薬剤経済 医療統計 QOL QALY 費用対効果

(社)医療経済評価総合研究所 Health Outcome Research Institute
TOPページ インフォーメーション サービス概要 最新情報 過去実績 お問い合わせ
 
 
私たちは、“最新情報”を「医療経済評価トピックス」にて随時更新しております。最新情報をお知りになりたい場合は、以下URLにてご覧ください。 >>「医療経済評価トピックスhttp://hor-i.org/blog/


組織名 一般社団法人医療経済評価総合研究所
(英語表記:Health Outcome Research Institute)
所在地 本部事務所
〒272-0034
千葉県市川市市川1−23−26−400
E-メール info@hor-i.org
所長・理事長 博士(薬学) 薬剤師 五十嵐中
理事 博士(薬学) 滕 麗達(Teng Lida)
事務局長・理事 入山武士
幹 事 弁護士 田中芳樹
上席研究員 和田一郎
薬剤経済(医療経済)評価は、「ただ医療費削減を目指す」「高い医薬品を一律に否定する」研究ではなく、くすり(医療介入)の「費用対効果」を評価する研究です。
薬剤経済評価には、2つの原則があります。まず費用について、くすり(医療介入)を入れるのに必要なコストと、くすり(医療介入)によって将来的にもたらされるコストの削減幅とを同時に考慮することです。今までなかった新しい薬を導入したとき、その直後の薬剤費が上昇するのは当然です。「くすり(医療介入)を入れるのに必要なコスト」だけでなく、薬剤費以外のコストが将来的にどう変化するかも含めて評価する必要があります。ただし、「将来のコスト削減」が「現在のコスト増大分」を上回ることは、非常にまれです。正しい薬剤経済評価のためには、「コストと健康面のメリットの双方を評価する」ことが大切です。それが第2の原則です。これも誤解されがちですが、「費用対効果」の「効果」とは、「10億円を投資して20億円のリターンが得られる」という「投資効果」の側面ではなく、健康上のメリットをさします。健康面でのメリット、すなわち薬の「効果」に相当する部分は、アウトカム (outcome)と呼ばれます。「現在のコスト増大」が「将来のコスト削減」を上回ったとしても、その差額に見合ったアウトカムの改善があれば、薬剤経済学(医療経済学)的にも妥当とされます。
「高価でも効果にすぐれたくすり(医療介入)」と「高価なのに効果に乏しいくすり(医療介入)」、この2つを切り分けるのが、薬剤経済学・薬剤経済評価です。

あるくすり(医療介入)の価値を、さまざまな疾患領域の他のくすり(医療介入)と比較する際には、「ものさし」を統一することが鍵になります。
例えば「血圧」というものさしでは、降圧剤の評価はできません。「生存年数」のものさしならば、適応範囲は広がりますが、「生きているかどうか」だけでは価値付けが不十分なこともあります。精神的にも身体的にも完全な状態で生きていられるのと、ベッドから起き上がれず、ひどい痛みの中で「生きて」いるのとでは、生活の質 (Quality of Life: QOL)は大きく違ってくるでしょう。しかし「何年生きたか?」という生存年数のものさしでは、この生活の質を評価することはできません。
生活の質を適切に評価するために使われるものさしが、「質調整生存年 (Quality-Adjusted Life Year: QALY)です。QALYは通常の生存年のように「生きている」「死んでしまった」だけではなく、「どのような状態で生きているか?」を加味して計算されます。完全に健康な1年と、全く動けずに生きる1年、生存年数のものさしでは同じ価値ですが、QALYのものさしでは価値が変わってきます。ある健康状態にどれだけの重み付けをするか?など、議論すべき点は少なくありません。しかし関節リウマチや認知症など、寿命よりも生活の質への影響が大きい病気の薬を評価する際には、QOLを組み込んだ評価が重要です。

 
 
TOP | インフォメーション | 組織概要 | サービス概要 | 最新情報 | 過去実績 | お問い合わせ
(社)医療経済評価総合研究所 Health Outcome Research Institute copyright© All Rights Reserved.